にんにくに含まれるアリシン

にんにくにはビタミンB1やB6、カリウムなどいろいろな成分がありますが、なかでもにんにくを切る、つぶす、すりおろすなどして発生するアリシンは、多くの効能があります。にんにくといえばアリシン、と言っていいぐらい代表的な成分です。

その主な効能が、強力な抗菌・殺菌作用です。体内に入ってきた菌をやっつけてくれるので、風邪やインフルエンザ、気管支炎などの病気を予防してくれます。ですので、風邪やインフルエンザにかかりやすい冬の時期には是非定期的に摂取したい食品といえます。他にもピロリ菌やO-157など多くの外敵から守ってくれます。腸内の悪玉菌までも減らしてくれるので、菌という菌をことごとく退治してくれる、そんなイメージを持てそうな頼もしい存在です。

また、アリシンの効能として他にあげられるのが、抗酸化作用です。この抗酸化作用は体内の活性酸素を減らしてくれるので、アンチエイジング効果やガンなど様々な病気の予防が期待できます。特にガン予防に関しては、抗ガン作用のある食品としてなんと第一位にあげられています。

そしてにんにくを食べると元気になる、スタミナがつくとよく言われますが、これはビタミンB1の吸収を促す作用からきています。アリシンがビタミンB1と結合するとアリチアミンという物質に変わるのですが、それが体内でビタミンB1の効果を高めてくれる作用があります。ですので、ビタミンB1を多く含む豚肉などと一緒にとるのが効果的です。ビタミンB1は心身ともに元気を維持するためには欠かせない栄養素。糖分をたくさん含むお菓子などを食べたりすることでビタミンB1が失われてしまうので、毎日意識して摂取し、不足することがないように心がけると良いでしょう。